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レーズンに含まれるポリフェノール量はトップレベル

レーズン(干しブドウ)は、そのまま食べてもよいし、ぶどうパンやシリアルのトッピングとかとして、私はよく食べています。ですが、レーズンの栄養的な特徴はあまり知られていないかもしれません。そこで、調べてみたところ、特にポリフェノールが多いということがわかりました。

レーズンに含まれるポリフェノールの量は、他の果物やドライフルーツと比べてもトップレベルだそうです。ポリフェノールには多くの種類のものがありますが、たとえばアントシアニンやエピカテキン、ケルセチンなどがあげられます。そのため、抗酸化力も高く、認知症予防にもおすすめできるものといえます。実際、レーズンは生のぶどうの7倍くらいのポリフェノールを含んでいるということです。

また、レーズンには、ほうれん草を上回るほどの鉄分が含まれているということですので、貧血の予防にも役立ちます。さらに、食物線維も多いので、生活習慣病の予防にも適した食べ物といえます。

レーズンには栄養的にとても優れた面があるということを覚えておきたいです。