認知症予防のさんぽ道

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脱無趣味で認知症予防を

認知症予防で大事なことはいろいろあるのですが、趣味を持つことはとても重要だと思います。趣味といえば、文化的なもの、運動的なもの、両面あるものと様々です。たとえば、音楽なら、楽器、歌、カラオケなどでしょうか。アートなら絵画、写真、手芸など。人文系なら、俳句、短歌、書道、茶道、語学など。ゲーム的なものとしては、囲碁、将棋、麻雀など。スポーツはもちろんよいですが、できればグループでするものがベターです。太極拳は、自律神経を整える効果があるそうです。趣味といえるかはわかりませんが、私は座禅を時々お寺でしようかと思っています。そのほか、手軽なものとして、料理などもよいですし、ガーデニングもよいと思います。趣味をもつことで、社会交流の機会がふえればなおよいわけです。統計を取ったわけではないですが、私の経験では、無趣味な人は認知症になりやすいような気がしています。